鋼の錬金術師
『鋼の錬金術師』を読んでいて、そういえばどうしてこうなんだろう??と思うことがいくつかあります。
①アニメの60話で真理の扉を開きましたがよね??
今まで『人柱』に対して何も思わなかったんですが、真理の扉を開くのに『真理を見た人』である必要があったんでしょうか??
②そして、ホーエンハイムはいつ『真理』をみたんでしょうか??
人体練成をしないと『真理』は見れないと思っていたんですが、ホーエンハイムは人体練成していないですよね??
賢者の石であることと、真理を見たことはどう関係しているのでしょうか??
③『何かを得るためには、同等の代価が必要』とよく出てきますが、
同等の代価って何を基準に同等の代価なんでしょうか??
エドが片手を犠牲にしなかったら、アルの肉体と精神そしてエドの片足が代価になっていたんですよね??
一人生き返らせるために、一人以上の代価になりかけてませんか??
それにイズミの場合内臓。エドとアルの場合と比較して、失ったもの失いかけたものに差がありませんか??
同じ結果を望んでたのに。
④③とかぶる部分があるんですが…
何か修理するときに、材料だけそろえたら錬金術でできてしまうけど
本当なら材料とか以外にも、組み立てるっていう労働(っていうのかな??)とか技術とかあるんじゃないかな??
材料だけそろえたら、同等の代価になるんだろうか??って疑問なんですよね。
⑤トリシアを掘り返したときに、『死んだ人間は生き返らない』といっていましたが、
エドの言う『死』と『生』のボーダーラインはどこですか??
106話のアルは生きてることになるんですか??どっちもこの世にないんじゃないのかな??って思うんです。
ってか『真理』はこの世になるのかな??
推測でもいいのでぜひぜひ教えてください。
>1
「真理」を見た際の映像で、世界の成り立ちみたいなものも見ていたような気がするので、自分たちの生きている「世界」のありのままの真実を見た、というのが必要だったのではないかと。
私達が習う「歴史」というのは、完全な真実ではなく、推測や若しくは時の権力者によって歪められたものだったりもしますよね。
そういう不完全なものではなく、世界そのものを知っていることが重要だったのかも?
>2
クセルクセスが滅びたあの時、一旦分解されている描写があったので、恐らくあの時に。
>3
「人体錬成」の代価はエドとアルが揃えた材料でしょう。ただ「魂」の分が足りなかった、というか。
アルの肉体と精神は、アルが真理の扉を開いた通行料で、エドの片足も同様に通行料だと思います。
イズミの場合も内蔵を持って行かれたのは通行料です。
真理の扉を開く、つまり世界のありのままの真実を人の身で覗くというのは神の領域に踏み込む行為であり、その為の代価は人によって違うと言うことでしょう。
>4
技術部分は、錬成陣の構築式なんじゃないでしょうか。
だから理解していないと分解も構築も出来ない。材料だけあっても出来ない。
エドがオートメイルを錬成できないのもそういう理由かも、と思ってるんですが。
労働(エネルギー)は地殻エネルギーから得ているとか言ってませんでしたっけ。
>5
トリシャは死んで、葬儀も行われ、埋葬されました。
人の世界で「死んだ」と認識され、尚かつあの世界の医療でも蘇生は出来ない、と判断されたんでしょう。
で、アルに関してですが。
エドは自分の腕を代価にアルの精神を現実世界に引き戻しました。
引き戻されたアルの精神が本物かどうか、についてはエドが覚えていない記憶もアルが覚えていたり、その「エドが覚えてないけどアルは覚えている記憶」を、第三者であるウィンリィも知っていたことから、鎧の中にいるアルの精神は「本物」と断定できると思います。
そして本物のアルの精神を、腕を代価に現実世界に引き戻すことが出来た、ということはアルは死んでいない、という事になるのだと思います。
もしも仮にアルがすでに死んでいた場合、精神を引き戻すことは不可能であり、エドは腕を失っただけ、の状態になると思います。
あの世界において「死ぬ」というのは魂や精神が完全に消滅する、ということかもしれません。
存在しないものを取り戻そうとしても出来ない、無から有は錬成できない、ということかと。
だから人体錬成(死人を生き返らせる)ことは不可能なんでしょう。
①ホムンクルスが言うにはそうです。
②クセルクセスで分解されてる描写があります。その際扉を開いているはずです。マスタングみたいな感じで強制的に
③トリシャの体積の問題では?イズミは赤ちゃんだし。
④アメストリスではそのエネルギーを地殻変動から得ています。メイの台詞から本当はホムンクルスによるものだと思いますが。
⑤扉の向こうはこの世。死んだことにはなりません。アルは扉の向こうに言っただけでエドは魂だけ引き出しました。
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